あなたは知ってる?女性の平均年収

あなたは知ってる?女性の平均年収

国税庁の平成26年の民間給与実態統計調査によれば、公務員を除く民間企業で働くサラリーマンの平均年収は415万円となっており、55歳までは年齢に応じて平均年収も高くなっていく傾向があります。年代別では50〜54歳が最も年収が高くなる頃となっています。女性に限定して言えば、50〜54歳よりも実は35〜39歳が年収のピークになっています。ピークといっても女性の場合どの年代でも特に年収に差が見られず、おおよそ272万円が平均となっています。ここでは年代別で女性の平均年収や働き方の形態をみていきます。

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年代別でみる女性の平均年収

年代別でみる女性の平均年収

20代女性の平均年収は230万円〜290万円となっています。美容師やトリマーなどの資格が人気となっています。資格の人気からわかる通り、実際に20代の女性が働くのは美容師やトリマーなどが多いです。
次は30代女性の平均年収ですが、290万円〜300万円となっています。この頃になると保育や看護師の資格が人気があります。結婚をしている方が20代よりも多くいる年代なのでライフスタイルに合わせて仕事をパートなどに変えたりする方が増えます。そのため30代男性の平均年収の上がり方に比べると、女性の平均年収は20代から30代までで大きく変わることはありません。
40代女性の平均年収は290万円程度となっています。40代の女性では看護師や介護関係といった職に就く女性が多く、またアルバイトやパートなどで空いた時間に働くような働き方をする人が増加します。

年収から見る働き方

年収から見る働き方

女性の働き方はやはり結婚や出産といったライフイベントによってブランクが空く方も多いです。そのため結婚や出産を機に一度仕事から離れて、戻る時はパートや派遣などの正規雇用ではない働き方をする人がとても増えます。そして子供が大きくなって手がかからなくなってから、正社員などの正規雇用で働きたいと多くの方が考えています。しかし、実際にはなかなか正規雇用にならずそのままパートや派遣といった働き方を続ける方が多いです。このような現状から平均年収は男性と比べて年齢に応じた上がり幅が少ないという結果になっています。

正社員として働く

正社員として働く

女性がライフイベントに左右されずに正社員として働き続けるにはやはり資格を取得すると強い傾向があります。特に美容師や看護師、薬剤師などは人気であり一度ブランクがあっても正社員として働ける資格といえます。結婚、出産といった女性特有のライフイベント後も正社員で働くことを考えるのであれば、需要のある資格の取得をおすすめします。

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